自然素材をとり入れた家で失敗しないために

自然素材を使った家とは、無垢材、漆喰、珪藻土などを積極的に生かした家のことをいいます。シックハウス症候群の原因となる化学物質を含まないので、家族全員が安心して暮らせるメリットがあります。また、自然のぬくもりを感じることもできます。

このようなメリットのある自然素材を使った家ですが、家を建てるときに必要な工夫や注意点などがあります。

自然素材の家の大きなメリットは、シックハウス症候群の原因となる化学物質を含まないことです。

シックハウス症候群の原因物質の一つであるホルムアルデヒドの放散量の目安になるものが「F☆☆☆☆(エフフォー)」です。星の数は1~4まであり、数が多いほど放散量が少ないことを表します。

また、自然素材を取り入れるときには、素材それぞれの特徴をよく知っておきましょう。

たとえばキッチンのような水回りに木材を使用すると、木材を塗れたままにしてしまったときにカビが生えやすくなります。こういった場所はタイルにしておくと水気を拭きやすく、お手入れが楽です。また、キッチンは日を使う場所なので、火災のことを考えると燃えにくい素材を選ぶことも大切です。

さらに、無垢材といってもオーク、マツ、カエデ、クルミなどいろいろな樹種があり、それぞれ見た目や性質が違います。それぞれの樹種の特徴を知っておくと、見た目が美しく快適な空間に近づきます。

自然素材を使用した家を建てる方は、その魅力を満喫したいと考えていることが多いと思います。自然素材を満喫するなら、接着剤や塗料など施工時に使用される素材にも気をつけてみてください。

そして、お手入れにも気を配る必要があります。

無垢材は水分を含むと割れてしまうことがあるため、水拭きを行ってはいけません。普段のお手入れは固く絞ったクロスで行います。

タイルは水拭きできますが、水気が残っているとカビが生えやすいのでしっかりからぶきをしておくことが清潔に保つために大切なことです。