家族全員の望みが詰まった家を建てよう!

家を建てるときに、家族のことを優先しすぎて、家を買う本人の意向がまるで入っていないことがあります。長期の住宅ローンを組み、35年以上、返済し続けるため、同じ会社にとどまってどんなことがあっても我慢して働き続けようと思う本人が、家に愛着を持てない場合、モチベーションが上がらないのではないでしょうか。自分本位の家を建てたほうがいいというわけではありませんが、家は家族だけでなく、ローンを組む人のことも考えた家であるべきです。そこで、家を購入する前に、じっくりと家族で話し合いを持ってみましょう。まずは、どんな家に住みたいか、それぞれが本音を話してみるといいでしょう。そのうえで、実現可能な部分をピックアップしていきます。家づくりを始めるときは、世間一般的に恥ずかしくない家など、悪く言えば無難な家を想定して家づくりを考えていると思います。しかし、家族で腹を割って何度か話しているうちに、実はそのような無難な家に住むのではなく、もっと個性的な希望があることが分かるかもしれません。例えば、田舎暮らしをしたいと、家族みんなが思っているかもしれません。もし話し合いがなければ、会社や学校にほどほど近い、家の値段等が折り合いの着く街の建売住宅を購入していたかもしれません。家族みんなの希望が田舎暮らしだと分かったら、その方向で家づくりを始めることができます。会社や学校に通える範囲で、田舎暮らしを味わえるような街を探すことになるでしょう。このように、家を建てる前に家族みんなで腹を割って話し合うことがとても重要になります。施主である家長も、「みんなが良ければいい」という態度ではなく、家族の構成員として、自分が家に望むことをじっくりと考え、考えを表明するようにしましょう。その結果、自分だけの小さな書斎を手に入れることができるかもしれません。週末に書斎で自由な時間を過ごせることをモチベーションに、会社員生活を頑張れるかもしれません。